「カメラが欲しいけど、種類が多すぎて何を選べばいいか分からない…」
「家電量販店に行くと、高い最新機種ばかり勧められそうで怖い…」
そんな悩みを持つカメラ初心者の皆さん。
今は、下手するとプロの販売員さんよりも優秀で、しかも「偏ったアドバイスをしない」相談相手がいます。
それが、AI(ChatGPTやGemini)です。
2026年現在、AIの知識量は膨大になり、過去30年分のカメラのスペックや特徴、さらには中古相場まで網羅しています。
しかし、ただ漫然と「おすすめのカメラは?」と聞いても、ありきたりな回答しか返ってきません。
この記事では、AIから「あなたにドンピシャの1台」を引き出すための、魔法の質問文(プロンプト)を公開します。
さらに、「ハードオフで見つけたジャンク品が買いかどうか判定させる」といった、マニアックな使い方も伝授します。
これを読めば、あなたのカメラライフに「最強のアドバイザー」が加わります。
なぜ店員よりAIなのか?忖度なしの3つのメリット
カメラ屋の店員さんは親切ですが、彼らも商売です。
どうしても「お店の事情(在庫処分やノルマ)」や「個人の好み(メーカー愛)」が見え隠れしますし、「中古の安いカメラ」よりも「新品の高いカメラ」を売りたいのが本音です。
一方、AIには以下の圧倒的なメリットがあります。
① 忖度(そんたく)がない
AIには「今月キヤノンを〇台売らないといけない」といったノルマがありません。
あなたが「ソニーとニコン、どっちがいい?」と聞けば、両者のメリット・デメリットを冷徹に比較してくれます。
② 「中古のオールド機」も提案してくれる
店員さんは、中古カメラ店でもない限り、もう生産終了した10年前のカメラを勧めることはできません。
しかしAIなら、「予算1万円で」と言えば、喜んで過去の名機(EOS Kiss Digitalなど)をデータベースから引っ張り出してくれます。
③ 24時間365日、何度でも聞ける
「やっぱり予算を下げたい」「やっぱ重いのは嫌だ」。
店員さんに何度も条件を変えるのは気が引けますが、AIなら何度書き直しても文句を言いません。深夜でも早朝でも、納得いくまで永久に相談できます。
【基礎編】自分に合うカメラを探す「診断プロンプト」
それでは早速、AIに相談してみましょう。
以下のテキストをコピーして、ChatGPT(またはGemini、Copilotなど)の入力欄に貼り付けてください。[ ] の中だけ、あなたの希望に書き換えてください。
プロンプト①:予算と用途から「候補」を絞り出す
あなたはベテランのカメラ雑誌編集者です。
以下の条件に合うデジタル一眼カメラを、
「新品」「中古」それぞれから3機種ずつ提案してください。
また、それぞれの機種の「メリット」と「致命的なデメリット」を
正直に教えてください。
【条件】
・予算:[ 3万円以内 ]
・主な被写体:[ カフェの料理、飼っている猫 ]
・重視すること:[ 背景をボカしたい、カバンに入る大きさ ]
・気になっているメーカー:[ 特になし ]
・私のカメラ知識レベル:[ 完全初心者 ]
★ここがポイント
単に「おすすめ」を聞くのではなく、「ベテラン編集者になりきらせる」ことで、回答の質が上がります。「プロのカメラマン」でもOKです。
また、「致命的なデメリット」を聞くことで、「Wi-Fiがない」「重すぎて持ち歩かなくなる」といった、購入後の後悔を防げます。
【応用編】追加で聞くべき「突っ込みプロンプト」
AIが候補を出してくれたら、そこで終わってはいけません。
ここからが「対話」の本番です。AIの回答に対して、さらに突っ込んで聞いてみましょう。
追加質問A:「もっと安くして」
AIの提案が予算オーバーだった場合、遠慮なくこう返信しましょう。
機能は多少落ちてもいいので、
もう少し古い機種で、さらに安いものはありませんか?
「型落ち」の名機があれば教えてください。
追加質問B:「スマホと何が違うの?」
初心者が一番知りたいのはこれです。
そのカメラ(例えば Nikon D3000)で撮った写真は、
最新のiPhone 16で撮った写真と比べて、
具体的にどのような違い(感動)がありますか?
「ボケ味」や「暗所性能」の観点から解説してください。
追加質問C:「一番の売れ筋は?」
迷ったら、歴史的な評価を聞きましょう。
提案された中から、
「歴史に残る名機」または「当時最も売れた機種」を1つ選ぶならどれですか?
その理由も添えてください。
【レンズ編】沼への入り口「次の一本」を探す
カメラ本体を買った後、次に欲しくなるのが「交換レンズ」です。
しかし、レンズこそ種類が無限にあります。一度足を踏み入れると抜け出せない「レンズ沼」という言葉があるほどです。
AIに「次に買うべき正解の一本」を選んでもらいましょう。
プロンプト②:今の不満からレンズを探す
私は現在、[ Canon EOS Kiss X4 ] を使っています。
持っているレンズは [ 標準のキットレンズ(18-55mm) ] です。
今の写真に以下の不満があります。
これを解決できる、予算 [ 2万円以下 ] のレンズ(中古含む)を教えてください。
【今の不満】
・[ もっと背景をトロトロにボカしたい ]
・[ 部屋の中で撮ると暗くてブレてしまう ]
・[ 子供の運動会で、もっと遠くまで撮りたい ]
AIは、あなたの「不満」を技術的に翻訳します。
例えば「部屋でブレる」→「F値が小さい明るいレンズが必要」と判断し、「EF 50mm F1.8 II」などを提示してくれます。
【ジャンク編】ハードオフの店頭で使える「目利きプロンプト」
ここからは、当ブログ読者の皆様(ジャンクハンター)向けの「超・実践的」な使い方です。
リサイクルショップやハードオフの店頭で、見たことのないレンズを見つけたとします。
「これ、安いけど買っていいの?」
その場でスマホを取り出し、AIにこう聞いてください。
プロンプト③:そのジャンク品、買いか?待ちか?
ハードオフのジャンクコーナーで以下のレンズを見つけました。
このレンズの「特徴」「市場での評価」「主な欠点(持病)」を教えてください。
また、中古相場と比べて、提示価格はお買い得ですか?
【見つけた商品】
・商品名:[ Nikon Ai AF Nikkor 35-70mm F2.8 D ]
・価格:[ 1,100円 ]
・状態:[ 中玉に薄いクモリあり ]
AIは瞬時に、そのレンズが「隠れた名玉」なのか「ただの古いゴミ」なのかを判定してくれます。
特に「持病(バルサム切れやクモリやすい等)」の情報は、ジャンク選びの命綱になります。
プロンプト④:互換性チェック(Fマウントの闇などを回避)
私はカメラボディ [ Nikon D3200 ] を持っています。
このレンズ [ Ai Nikkor 50mm F1.4 ] を装着した場合、
・装着は物理的に可能ですか?
・オートフォーカスは動きますか?
・露出計は動きますか?
ニコンのFマウントや、ペンタックスのKマウントなど、複雑怪奇な互換性もAIなら一発で回答してくれます。
「買ってみたけど付かなかった」という悲劇を、レジに行く前に防げます。
【トラブル編】故障かな?と思った時の「修理相談」
ここまでは「購入の相談」でしたが、買った後でも相談できるのがAIです。
まるで「アフターサービス」ですね(笑)。
古いカメラを使っていると、エラーや不具合は日常茶飯事です。
修理に出すと高いので、まずはAIに聞いてみましょう。
プロンプト⑤:エラーコードの解読と対処
Canon EOS 40Dを使っています。
シャッターを切ろうとすると「Err 99」と表示されて撮影できません。
このエラーの主な原因と、自分でできる対処法(接点清掃など)を
ステップバイステップで教えてください。
プロンプト⑥:カビ・ベタつきの対処法
中古で買ったカメラのグリップがベタベタします。
これを家庭にあるもので綺麗に除去する方法はありますか?
「無水エタノール」や「重曹」など、素材を傷めない安全な方法を知りたいです。
AIは、過去の膨大なブログ記事や知恵袋のデータから、「最も成功率の高いDIY修理法」を提示してくれます。
もちろん、最終的には自己責任ですが、修理に出す前の「悪あがき」には最適です。
まとめ:AIは「最強のアドバイザー」である
カメラ選びやトラブル解決に、絶対の正解はありません。
しかし、AIという参謀をポケットに入れておくことで、「選択肢を絞り込む」時間や、「地雷(ハズレ個体)を踏む」リスクを大幅に減らすことができます。
【賢いカメラライフのサイクル】
- AIに聞く: 条件を伝えて、候補を3つに絞ってもらう。
- 人間が調べる: その3つについて、ブログの作例やYouTubeを見て「感情(好き嫌い)」で選ぶ。
- AIに再確認: 店頭で見つけた個体の相場や互換性を最終チェックする。
テクノロジーの進化は、私たち「オールドカメラ好き」にとっても強力な武器になります。
さあ、今すぐChatGPTを開いて、まずは「私におすすめのカメラある?」と話しかけてみてください。
きっと、思いもよらない「相棒」との出会いが待っています。
★注意点
ここからは、AIを使う上での注意点です。まだ全幅の信頼を置くのは難しいので、
実際にAIに尋ねてみました。
AIに「カメラの購入」のアドバイスを聞くときの注意点を教えてください。
「必ずしも正しいとは限らない」とか。
なるべく簡潔にお願いします。
以下、AIの回答です。
AIに「カメラ購入相談」をするときの注意点
- 価格情報はズレていることが多い
中古相場・セール価格は日々変動します。
→ 最終判断は必ず実店舗や信頼できる中古店の価格で確認する。 - 「初心者向け=誰にでも最適」ではない
AIは平均的な初心者像で答えがち。
手の大きさ・重さの感じ方・操作の好みは考慮できません。 - 古い機種を“無難”として勧めやすい
情報量が多い定番機=無難になりやすい。
しかし「今あえてそれを選ぶ理由」が自分にあるかは別問題。 - ボケ量・画質の説明は理論寄り
センサーサイズやF値の理屈は正しくても、
実際の満足度(雰囲気・色・好み)は個人差が大きい。 - 中古の“個体差”までは判断できない
シャッター回数、バッテリー劣化、外装状態などは
AIでは見極め不可。購入先の信頼性が重要。 - 最終的な「楽しいかどうか」は予測できない
スペック上の正解 ≠ 使っていて楽しいカメラ。
うまいAIの使い方(結論)
- AIは 「候補を3〜5台に絞る道具」 として使う
- 決断は
①実物を触る → ②価格確認 → ③直感で選ぶ
これが失敗しにくい流れです。
■ 併せて読みたい記事
AIが提案したカメラを、実際に中古ショップで買うときに「絶対にチェックすべきポイント」は、こちらの記事で解説しています。
AIは「現物の汚れ」までは見抜けません。最後はあなたの目が頼りです。

ぜひ、AIの力を少し借りながら、「じぶんカメラ」を見つけてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

