【完全解説】インスタで写真が切れる!全体を載せる方法は【Canva活用】で解決!最適なサイズ比率とは?

Instagram-canva

こんにちは!ご訪問ありがとうございます。

愛用のカメラや、お気に入りのレンズで最高の1枚が撮れた!
いざInstagram(インスタ)にアップしようとしたら……

「あれ? 写真の左右が切れる!」
「構図が崩れてしまった…」

こんな経験はありませんか?

横長の写真をトリミングしたくない!

スマホに限らず、デジタル一眼レフやミラーレス、デジカメの標準的な写真の比率(3:2)で「横長」で撮った場合、インスタの「縦長(4:5)」の画面では、どうしても強制的にトリミングされてしまいます。
オールドレンズの場合、四隅の「周辺減光」、独特の「ボケ」などの味わいまで切り取られてしまうのは、あまりにも悲しいですよね。

そこで今回は、横長の写真を切り取ることなく、全体を綺麗にインスタに投稿する方法を解説します。
結論を言えば、デザインツールの「Canva(キャンバ)」を使えば、誰でも一瞬で解決できますよ!

フォトあ

仕上がりは好みが分かれるかもしれません!

プリン

予防線張るの、好きやね…😹

どんなレイアウトになるのか?

まずは、どうなるかを見てください。こちら⇩が今回目指すカタチです!

縦長4:5の背景(キャンパス)は変化しないので、上下に大きく余白ができます。
チェキっぽい感じと言えるでしょうか。
「このスタイルにしたいかどうか?」は完全に”好みの問題“ですが、切られたくなければこの方法しかありません。
そもそも、インスタの縦長の画面いっぱいに表示されたほうがいい!という方には、この先を読んでいただく必要は正直なくなっちゃいます🙇
やってみる!もしくは興味はある…という場合、読み進めていただければと思います👍

どんな手順が必要なの?

詳細は後述しますが、ざっくり言うと以下の5段階になります。
インスタ開いて写真を選んでそのままUP!というわけにはいかないため、少し面倒ではありますが、満足の結果になること間違いなし!?です。

  • Canvaのアカウントを作成
  • Canvaのインスタ用のテンプレート”比率4:5″を選択
  • 写真をキャンパスに配置
  • 写真を調整・キャンパスを画像として保存
  • Instagramで投稿

なぜインスタで写真は切れてしまうのか?(サイズと比率の基本)

まず、そもそもなぜ横長の写真がそうではなくなってしまうのか。
早速ですが、私の投稿をご覧ください。
完全に縦長の写真になっています。

Instagramで切られた写真

実際の写真は以下のとおり。これでは写真が全く異なる印象になってしまいます。

切られる前の写真

その原因は「アスペクト比(横:縦比)」の違いにあります。
私たちカメラ好きがよく撮る写真は「3:2」となっています。

インスタを初期からやられている方は「スクエア」だったことをご記憶のことと思いますが、最新の状況は、一番画面占有率が高い「4:5(縦長)」になっているのです。
その結果、横長写真は左右がトリミングされてしまうというわけですね。
縦長写真も比率が違うので、横長写真ほどではないものの、上下がトリミングされます。

横長写真をそのまま表示するには、「写真に余白(白枠)をつけて、インスタの比率に合わせる」のが唯一の解決方法です。
現状、インスタには「写真をトリミングせずUPすること」ができません。これを実現する手段のひとつが、無料のデザインアプリCanvaというわけです。

「”作品”を勝手にトリミングされたら困る!」 と思っている私…いえ、あなたのために、次の章で解決策をお伝えします。

【Canvaで解決】写真を切らずに余白(白枠)を作る方法

お待たせいたしました!ここから具体的な手順に入ります。

CanvaはスマホでもPCでも使えます。

ここからスマホをメインに、作成方法をお伝えします!

手順1:Canvaのアカウントを作成

1-1. スマホの場合はCanvaアプリを入手!

まずはCanvaアプリをゲットしましょう!
💻PCの方はこちら⇒Canva

Canva(キャンバ) - 信じられないほど、素晴らしく

Canva(キャンバ) – 信じられないほど、素晴らしく

Canva無料posted withアプリーチ

有料版もありますが、本記事の作業の範囲なら無料版でOKです。
※PCの場合はEdgeやChromeなど、Webブラウザで作業します

Canvaを開いたら、GoogleアカウントなどでCanvaのユーザー登録をして、次の手順へ進みましょう。

1-2. Canvaのインスタ用のテンプレート”比率4:5″を選択

Canvaを開くと以下の画面が開くので、テンプレートを検索します。
💻PCの方はこちら⇒インスタフィード投稿手順3

さあ、何をデザインしましょう?

検索窓で「4:5」などと入力し、表示されたリストから「Instagramの投稿(4:5)」を選択します。

さあ、何をデザインしましょう?
Instagram、4:5の表示があるものはどれでもOKです。

「最初から作成する」の真下に表示された「Instagram投稿(4:5)」のアイコンをタップします。

さあ、何をデザインしましょう?

※「テンプレート一覧」が表示されますが今回は使わないので、画面下にスライドして隠れてもらいます。

Instagram投稿(4:5)

これで自動的に最適な「1080px × 1350px」のキャンバスが作成されます。
※ここからは、作業するたびに自動保存されます👍

Instagram投稿(4:5)
王冠👑マークは有料版のみの機能です。

手順3:写真をキャンパスに配置

3-1. 写真をCanvaにアップロードする

💻PCの方はエクスプローラーから写真をドラッグ⇒手順4

Canvaアプリの「アップロード」には2つの意味があります。

  • スマホからCanvaの画像フォルダにアップロード
  • Canvaの画像フォルダからキャンパスにアップロード

では、その手順です。スマホの画面一番下の「アップロード」をタップし、出てきたメニューから「ファイルをアップロード」を選択し、さらに「アップロード方法」から「デバイス」を選択します。
※スマホ内にUPしたい写真が保存されていることが前提です💦

ファイルをアップロード

さらにメニューが表示されるので、「写真ライブラリ」を選択します。

ファイルをアップロード

表示された、スマホの「写真ライブラリ」から、インスタにアップしたい写真を選択します。

3-2. Canvaにアップロードした写真をキャンパスに配置する

少しややこしいのですが、配置するためにもう一度、画面下部にある「アップロード」を選択します。
今回は、「画像」の下に表示されている写真を選択します。

ファイルをアップロード
Canvaに保存された写真が表示されています。

選択した写真が、作成したキャンパスに表示されました!

ファイルをアップロード

このままでは小さすぎるので、写真のサイズを調整します。

手順4:写真を調整・キャンパスを画像として保存

4-1. サイズを調整して真ん中に置く

ここからがポイントです!
キャンバスいっぱいに写真を拡大するのではなく、写真全体が見えるよう、横のサイズがキャンパスぎりぎりになるよう、調整します。

写真の微調整
四隅をドラッグして微調整します。

サイズはお好みですが、横幅は”1040″あたりがおススメです。※縦は自動的に決まります

サイズが決まったら、写真が中央になるようドラッグします。十字線が出たら縦横ともに”ど真ん中”になります。
⇒これで「切れてない写真」の完成です!

写真の微調整

このとき、画像にテキストも挿入できるので、機材名や著作権表記を入れてもよいと思います。
私はカメラとレンズの名称を右下の隅っこに表示しています。

これで写真の上下・左右に白いスペースができました。
これがそのまま「余白(白枠)」となり、インスタに投稿した際に写真本体が切れるのを防いでくれるのです。

4-2. キャンパスを画像として保存

ここの手順は一瞬です!画面右上にある「下矢印」をタップしたら、即スマホに保存されます。
Yes/Noも聞かれないため、ご注意ください💦

キャンパスの保存

※Canva無料版の保存形式は「拡張子PNG」となります。

💻PC(エクスプローラー)の場合、キャンパスの上に「プロジェクト(デザイン)名」を入力して保存できます。
ダウンロードは、画面右上の「共有」をクリック⇒「ダウンロード」をクリックしてファイルをPCに保存します。

canva-pc
canva-pc

手順5:Instagramで投稿する

ここからはインスタ側の作業になります。
複数の写真をUPする場合は、手順3→4を繰り返してください。

※補足. Canvaはインスタと連携できます

Canvaの中に「Instagramと連携する」機能がありますが、私はインスタで直接やる派なので割愛します🙇

Instagramで投稿する

Canvaからの投稿がメインであれば、そのままCanvaの中で続けられるので便利と思います♪

5-1. Instagramで投稿する

インスタの投稿についても詳細は省きますが、Canvaからスマホに保存したキャンパス=画像をUPします。

こちらは、私のインスタの「実際の画面」です。切れてない♪

Instagramで投稿する
切れてない♪

投稿リストはこんな感じ。閲覧数は気にしないでください😳

Instagramで投稿する
最上段の左と真ん中がCanvaで作成したもの。

最上段の左と真ん中以外はバラつきがあるのがお分かりいただけると思います。
この「切り取られること」を言い訳に、インスタはサボってきました😅
今後は同じレイアウトが並ぶので、美しいプレビューになるはずです。

実は、リストで見たときにも「余白」を見せるには、もうひと手間必要です。

5-2. Instagramのプレビューを調整する

リストを表示した状態で写真を長押しすると「プレビューを調整」画面に切り替わります。
ここで、画面下の「フィル」をタップすると、キャンパスで作成したままの状態で表示されます。

Instagramで投稿する

ワンポイントアドバイス:
背景色を「白」にするとシンプルで写真が際立ちますが、写真の雰囲気に合わせて「黒」や「淡いグレー」など、お好みの色で統一するもおしゃれです。

補足1:複数枚投稿(カルーセル)でも切れないようにするには?

複数枚であっても、Canvaを使えばよいのです。
全ての写真をCanvaの「Instagram投稿(4:5)」のキャンバス内に同じサイズで配置して保存したものを投稿すれば、全て同じ規格の画像として認識されるため、2枚目以降も切れることはありません。

補足2:オールドレンズの「味」を守るため

私がメインで使用しているオールドレンズは、最新のレンズにはない「周辺減光」や「四隅の流れ」が逆に魅力だったりします。

インスタの仕様に合わせてトリミングされてしまうと、この一番大事な「レンズの味」が失われてしまいます。

「オールドレンズの、あの独特な写りをみんなに見てもらいたい!」
と、私と同じ思いをされていたら、今回紹介した余白を作る手法を使って、写真の隅々まで見せるようにしてみてください。

まとめ

  • 横長(3:2)の写真をインスタで投稿すると、縦長(4:5)にトリミングされて切れる。
  • 解決策は「Canva」で余白(白枠)を作ること。
  • キャンバスサイズを「1080 x 1350px」に設定し、その中に写真を収める。
  • これで写真の構図・全体の描写、雰囲気も守れる!

最初は手間に感じるかもしれませんが、慣れれば簡単な作業です。
ぜひこの方法で、こだわりの「カメラライフ」をインスタでも発信していきましょう!

・・・私もこれから力を入れてまいりますので、この記事を気に入っていただけたら、ぜひInstagram「じぶんカメラ」のフォロー、よろしくお願いします!!

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