皆さんは、普段どんなカメラで写真を撮っていますか?「スマホのカメラも綺麗だけど、やっぱり本物のカメラのボケ感や、シャッターを切る感覚を楽しんでみたい」。そんな風にカメラの世界へ一歩踏み出そうとしている方も多いのではないでしょうか。
私は2023年に、メルカリでCanonのミラーレス一眼「EOS M10」を手に入れました。
既にメーカーが正式に製造終了を発表した「Mシリーズ」ですが、根強い人気を誇り、中古相場では高止まりしたままです。
シンプルな作りが人気のEOS M10

私が入手した個体は、なんと12,000円台でした。現在の中古相場のおよそ3分の1以下という破格のお値段ですが、バッテリー・充電器・ストラップまで全てセットになった完動品でした。
動作品とはいえ、「安物買いの銭失いになるのでは…」と少し不安でした。しかし、いざ使ってみるとコンデジのようなコンパクトさと、それに見合わぬしっかりした「APS-C」センサーの写り・使い勝手の良さにすっかり魅了されてしまったのです。
この記事では、EOS M10を中古で買う魅力や、実際に撮影した作例、そして「ちょっと不便な点」まで、包み隠さずお伝えします。カメラの知識がない方にも、「これなら私にも楽しめるかも」と思っていただけるよう丁寧にご紹介しますね。
なぜ今、中古の「Canon EOS M10」がおすすめなのか?
中古市場で30,000円台~入手可能!現在の中古相場
私が購入したEOS M10は、外観も綺麗で動作も全く問題ありませんでした。カメラを始める時、いきなり10万円近くもする最新機種を買うのは勇気がいりますよね。
残念ながら、EOS M10も販売終了してから年数も経過しており、1万円台で入手することは難しい状況です。それでも、現在は数万円で手に入れることはできます。
この価格帯なら、肩の力を抜いて「まずは撮ることを楽しむ」ことに集中できるのではないでしょうか。
最新機種にはない、手の中に収まる「ちょうどよさ」
私が愛用している本格的な一眼レフも素晴らしいのですが、どうしても「よし、撮るぞ!」という気合が必要です。その点、EOS M10は手のひらにすっぽり収まるくらいコンパクト。
お散歩やカフェなど、周囲の雰囲気を壊さずにサッと取り出して撮影できる、日常にそっと寄り添ってくれる「ちょうどよさ」が最大の魅力です。

「Utulens=ウツレンズ」という、”写ルンです”のレンズを再利用した薄型レンズを装着すれば、その姿はコンパクトデジカメそのものです!
ちょうどよい理由
コンデジのような見た目なのは、ライトユーザーを想定しているから。
EOS Mシリーズの中でも「エントリークラス」といって、初心者向けに優しい造りになっています。
上部の電子ファインダーがないため出っ張りもなく、外付けのストロボも装着できません。
OLYMPUSのPEN LITEシリーズよりシンプルな造りです。
後からいろいろ付けたい人には物足りないかもしれませんが、ここまで割り切っていると、むしろ清々しいくらいです(笑)。
【作例】Canon EOS M10で撮影した日常のエモい風景とレンズの遊び方
ここからは、実際にEOS M10で撮影した作例をご覧ください。
EOS M10+EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
まずは廉価版の純正・標準ズームレンズです。普段から古いカメラとレンズを使っているので、十分、高画質に感じます。

こちらはガッツリ白飛びしてますが、ボケはクセがなくて自然ですね。

EOS M10+EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
こちらも純正で、望遠ズームレンズです。
東山動物園のトラを撮影。手前の網が消えて、飛び出してきそうです。

このレンズも、当然の優等生っぷりを発揮しています。

このEF-M 55-200mmは根強い人気を誇り、中古市場でも高額20000~40000円あたりで取引されています。
私の購入したものも20000円台でしたが、ズーム域によってオートフォーカスが効かない、ハズレでした泣
オールドレンズを装着した時の魅力
こちらは「SMC TAKUMAR 50mm f1.4」を、マウントアダプターを介してセットし、撮影しています。

絞り最大開放値が「F1.4」なので、純正レンズでは味わえないボケを堪能できます。

また、純正レンズと違ってデジタル補正が掛からないため、良くも悪くも「レンズそのものの描写」がそのまま写真に反映されるので、一味違った世界を味わえます。
こちらはフレア・ゴースト目的で撮影した写真です(笑)。逆光で撮影すると、現代のレンズではあり得ない光の乱反射のような現象が盛大に発生するのも特徴であり、魅力です。

マウントアダプターを使えば、こういったオールドレンズをつけることもできます。現代のくっきりとした写りとは違う、少し淡くてノスタルジックな描写。数千円で転がっているオールドレンズが、この小さなボディで魔法のように蘇ります。
写ルンですのレンズで撮影した”エモい”作例
最後は、面白レンズです。先ほど、コンデジのような本体と紹介したレンズで写した作例です。
写ルンですの小さなレンズが、これまた味わい深いトイカメラのような情景を映し出します。

パンフォーカスで、ピントを合わせる必要は全くありません。周辺の色が滲んだり、四隅がちょっと流れたりするのを楽しむためのレンズですね。

こんな感じで、現代のレンズからオールドレンズ、変わり種のレンズまで、幅広く気軽に楽しめるのがEOS M10の魅力だと思います。
Utulensの魅力は、別の記事でも詳しく紹介しております。ぜひご一読ください!

EOS M10の基本スペック
ここで、EOS M10の基本的なスペックを分かりやすく表にまとめました。中古で探す際の参考にしてみてください。
| 項目 | Canon EOS M10 のスペック |
| 発売年 | 2015年 |
| 画素数 | 約1800万画素 |
| 重量(本体のみ) | 約265g(驚きの軽さ!) |
| 中古相場(目安) | 30,000円〜40,000円台(※状態による) |
| Wi-Fi機能 | 搭載 |
「Wi-Fi転送機能」、あります!
私は「古いデジタル一眼レフ」を中心に記事を書いているので、基本的に「Wi-Fi転送機能」がない機種がほとんどですが、EOS M10には…あります!
「撮った写真をすぐにスマホへ送ること」が可能です。
余談ですが、私が初めて所有した「Wi-Fi機能付きカメラ」でもあります(笑)。
せっかくエモい写真が撮れたら、できれば皆さん、すぐにSNSでシェアしたいですよね。
詳しい設定方法については、もちろんCanon公式サイトを参照していただければ済みますが、こちらの記事で私が実際に行った手順を解説していますので、ぜひ合わせて読んでみてください。ちょっとだけ大変です💦

まとめ:EOS M10の中古はカメラ初心者に寄り添う最高の相棒
最新のスペックを追い求めるのもカメラの楽しさですが、「数万円台のボディ」と「数千円のレンズたち」で、こんなにも心躍る体験ができる。
EOS M10は、そんなカメラの自由な楽しみ方を教えてくれる最高の相棒です。
ぜひ皆さんも、中古カメラの世界に少しだけ足を踏み入れてみませんか?きっと、いつもの景色が違って見えてくるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
