【作例あり】中華レンズは神レンズ?安いだけではなかった!おすすめする理由を解説します。

China Lens

皆さんは「中華レンズ」、いわゆる「中国製」の(主に)ミラーレス一眼カメラ向けのレンズをご存知ですか?
結論から言えば、かなりおすすめです。

中華レンズの一番の魅力は、「本格的なスペックの単焦点レンズ格安で手に入れられること」です。
具体的にどんなところが魅力なのか、また何に注意すべきなのかを、作例を交えて紹介してまいります。

明るいレンズのボケ力を実感しましょう!

EOS M10+7Artisans 35mm f1.2
EOS M10+7Artisans 35mm f1.2
目次

中華レンズとは?

「中華レンズ」とはそのものずばり、中国のメーカーが製造・販売しているレンズです。
レンズを検索したときに、「七工匠」や「中一光学」などの文字を見たことはありませんか?
これらは中国のレンズメーカーの名称です。
カメラ店や家電量販店では見かけませんが、ネットでは普通に購入することができます。

また、日本では名古屋市に本社を置く「焦点工房」さんが、様々なメーカーのレンズを輸入販売しています。
※主に中国製のマウントアダプターを取り扱っています。

「中華レンズ」…なんだか”中華料理”みたいな呼び方ですが、焦点工房さんのサイトでも”公式に”そう呼んでいる記事もあるので、本ブログでもそのまま使わせていただきます。

中華レンズのメリット・デメリット

中華レンズには、純正レンズにはない独特の魅力がある一方で、購入前に知っておくべき注意点も存在します。
マニュアルレンズに絞って、分かりやすく以下の表にまとめました。

比較項目中華レンズの特徴(メリット)注意しておきたい点(デメリット)
価格帯新品でも数千円〜2万円台で、圧倒的にリーズナブル中古市場での買取価格(リセール)は低めになりがちです
描写力背景がとろけるような大きなボケと、独特の柔らかい表現逆光時に強い光が入ると、少し白っぽく(フレア)なりやすいです
操作性ピントリングを自分で回す「カメラを操る楽しさ」があるオートフォーカスが使えないタイプは、動く被写体には不向きです
接続マウントアダプターなしで、そのままカメラに装着できる電子接点がないため、撮影データ(F値など)が記録されません

“とにかく明るい!安い!”単焦点レンズ

国産の明るい大口径レンズ(F1.4やF1.2など)は、美しいボケ味が楽しめる反面、価格が非常に高額になりがちです。

しかし中華レンズなら、F1.2、さらにはF0.95といった非常に明るいスペックの単焦点レンズが、新品でも2万円台、中古なら運が良ければ数千円という驚異的な低価格で手に入ります。

「明るいレンズの豊かなボケを、もっと気軽に楽しみたい!」
そんな方にこそ、中華レンズは強力な選択肢となります。なぜこれほど安いのか?それには中国製というだけではない、明確な理由があるのです。

マニュアルフォーカスが基本です。

中華レンズが安い、主な理由。それは、オートフォーカスではなくマニュアルフォーカスのレンズがメインであることです。レンズに電子機構が全くなく、全て手動で動かさなければなりません。
「シャッターを半押ししてもピントが自動で合ってくれない」というのは抵抗があるかもしれませんが、明るいレンズは高額だから…と諦めているなら、一本は持っておいても損はないはず!です。

しかし、マニュアルレンズといえば、基本的にはオールドレンズを思い浮かべる方がほとんどではないでしょうか。
私もその認識でした。

しかし格安の中国製のレンズは、「マニュアルフォーカスの単焦点」となっております。
純正メーカーが作ることのなくなった、マニュアルレンズ。
この自由さ、ちょっと羨ましい気がします。

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もしも純正メーカーが、あえてこの時代にマニュアルレンズを作ったら…

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どんなレンズができるのか見てみたい!

オートフォーカスではないため、必然的にレンズのほうで絞り値を決め、ピントを合わせる必要があります。
普段から慣れていれば問題ないのですが、「オートフォーカスのズームレンズ」を主に利用されている場合は、その使い方に戸惑うかもしれません。

最近は、中国製もオートフォーカスのタイプが続々と展開されております!

マウントアダプター不要!

マニュアルレンズという点では、オールドレンズを彷彿とさせる中華レンズですが、大きな違いは、基本的に「マウントアダプター」が要らない、というところです。
オールドレンズは、主にフィルムカメラ時代のマウントであるため、当然ですがその時代のマウントしかありません。現代、つまりデジタル時代の新しいマウントと繋ぐためには、レンズとカメラ本体の間にアダプターをかますのが基本です。

その点、中華レンズは現在進行形なので、マウントも現役で主流のものがほとんどです。

マニュアルレンズでありながら、マウントはミラーレスのソニーEマウント、といった感じで「オールドレンズ」では叶わない「マウント直」で接続できるのです。
お手持ちのカメラのマウントに合ったレンズを買えばOK!です。

作例

ここからは、実際の作例を「フルサイズ・APS-C・マイクロフォーサーズ」それぞれで一本ずつ、紹介いたします。

中華レンズ最大の魅力である「ボケ量」と「描写のクセ」を最大限に引き出すため、今回の作例はすべて以下の設定で撮影しています。

  • カメラ側の設定:絞り優先モード
  • レンズ側の設定:絞り開放(F値を最小にする)

絞り羽根が一番開いた状態にすることで、そのレンズが持つ本当の描写力(個性)が浮き彫りになります。レンズの味が最も色濃く出る「開放での写り」に注目してご覧ください。

(※絞り優先モードの魅力については、以下の関連記事で熱く語っておりますので、ぜひあわせてご一読ください!)

フルサイズの中華レンズ

最初はフルサイズのレンズです。85mmなので、「中望遠の単焦点レンズ」です。

中一光学 CREATER 85mm f2。金属製で重厚感のある中華レンズの外観。
中一光学 CREATER 85mm f2。カメラは「SONY α7」

見慣れない文字「ZHONG YI」。「中一」の中国語での言い方ですね!

中一光学 CREATER 85mm f2
センサーサイズフルサイズ
最短撮影距離0.85m
レンズマウントソニーEマウント ※他のマウントも有り

中望遠レンズの代表格でもある、85mmのレンズはポートレートに最適で、一般的には高い部類に入ります。
最大開放値「F2」は”明るい”部類に入ります。

最初の作例は日に当たるネコです。毛の柔らかさが伝わってくる、素直な描写ですね。

SONY α7+CREATOR 85mm f2
SONY α7+CREATOR 85mm f2

こちらは木漏れ日の中の新緑…と呼ぶには虫食い葉ですが💦最大開放の状態でも、被写体の葉は十分シャープに感じます。

SONY α7+CREATOR 85mm f2。マニュアルフォーカスで撮影した、背景が柔らかくボケている葉っぱの作例写真
SONY α7+CREATOR 85mm f2

木漏れ日が点光源となり、「玉ボケ」になっていますが、こちらも自然なボケ方ですね。
二重になったり、ぐるぐるしたり、クセ玉という感じはなくて、全ての面でそつのない仕上がりとなる印象です。

こちらの作例は、周辺減光が発生してますね。やっとクセが感じられました(笑)。

SONY α7+CREATOR 85mm f2。マニュアルフォーカスで撮影した、背景が柔らかくボケている日常風景の作例写真。
SONY α7+CREATOR 85mm f2

背景が単色だと、四隅が少し暗くなっていることが分かります。最新のレンズとカメラは、こういったレンズのクセが出ないように設計上でもデジタル計算上(補正)でも工夫されているのですが、マニュアルレンズなので補正されません。私はそれが逆に味のある仕上がりと感じられるのですが、いかがでしょうか。

ということで、全体的には無難な写りで、悪く言うと面白みに欠けるレンズかもしれませんが、条件によっては少しオールドレンズな仕上がりになることも分かりました。

国産レンズと比較しても、そこまで遜色のない、価格の割には十分な描写性能を持つレンズ、ということが伝わりましたでしょうか。

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比較製品:ソニーFE 85mm F1.8

そもそも「85mm・F2」というスペックが珍しいため、他の製品と比較しづらいという前提はありますが…
同じEマウントで、スペックが近いソニー純正品を比較対象としました。
純正品はオートフォーカスですが、価格に約3倍の開きがあります…

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APS-Cサイズの中華レンズ

続いては、APS-Cサイズのレンズを紹介します。
ここからは「フルサイズ換算」も合わせてお伝えします。
こちらのレンズは「35mm f1.2」。フルサイズ換算すると「56mm」となります。

また、最大開放値が「F1.2」と大きいので「最初のレンズより明るいのか?」というと、これもイメージセンサーがAPS-Cなので、単純にそうなるわけではありません。
ただし、絞り値もフルサイズ換算できるか?というとNOです。
その代わり「ボケの具合」から、おおよそ当てはめることはできます。その結果…

「【APS-Cサイズ】のカメラで【35mm f1.2】のレンズ」で撮影した写真は、
「【フルサイズ】のカメラで【56mm f1.8】のレンズ」で撮影した写真と画角・ボケ量が近い、ということになります。

ちなみに「56mm」などという単焦点レンズは存在しないので、「55mm」の単焦点レンズが最も近いですね。

フォトあ

カメラ初心者を悩ませる「フルサイズ換算」。頑張って身につけましょう🔥

七工匠(7Artisans)35mm f1.2
センサーサイズAPS-C
焦点距離(フルサイズ換算)35mm (56mm)
最大開放値 (フルサイズボケ量)f1.2 (f1.8相当)
最短撮影距離0.35mm
レンズマウントキヤノンEOS-Mマウント ※他のマウントも有り

道端に自生していた雑草をF1.2で撮影。雑草にしては綺麗だな…と思ったら、ランタナというお花だそうです。

EOS M10+7Artisans 35mm f1.2。マニュアルフォーカスで撮影した、背景が柔らかくボケているお花の作例写真。
EOS M10+7Artisans 35mm f1.2

ひとつひとつは小さな花です。背景の豊かなボケにより、可愛らしさが増しているように思います。
ボケ感は少し固い感じがするでしょうか。
被写体がぼんやりしているのは私の視力のせいでピントがずれたため、です…🙇
どれかの花びらには合ってるはずです!

続いて、青もみじです。実際の景色より明暗がハッキリ出ていて、スポットライトを浴びているような感じになりました。

EOS M10+7Artisans 35mm f1.2。マニュアルフォーカスで撮影した、背景が柔らかくボケている青紅葉の作例写真。
EOS M10+7Artisans 35mm f1.2

一番明るい葉は白飛び、暗い部分は黒潰れしている、と言われるとそれまでなのですが、この雰囲気が好きなのであえて作例としてアップしました。この作例は極端かもしれませんが、光と影がバランスよく表現されている写真は、より印象的になるものです。

続いては、葉っぱと木漏れ日ですね。こちらの玉ボケは「バブルボケ」に近いでしょうか。

EOS M10+7Artisans 35mm f1.2。マニュアルフォーカスで撮影した、背景に柔らかい玉ボケが見える、葉っぱの作例写真。
EOS M10+7Artisans 35mm f1.2

光と影のコントラストを捉えるか、被写体をクッキリ浮かび上がらせて背景のボケを生かすか、その二点を気を付けるだけで仕上がりは大きく変わってきます。

APS-C 単焦点マニュアルフォーカスレンズ
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比較製品:ソニー E 35mm F1.8

こちらのレンズと同一スペックのレンズは見当たらなかったため、ソニーの35mm APS-C 単焦点レンズを挙げてみました。
紹介した中華レンズとマウントも異なるのが申し訳ないのですが、やはり国産品の価格と大きな開きがありますね。
F値はこちらのほうが明るくないので、ソニーでF1.2タイプが発売されたら、10万円台になるかもしれません。

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マイクロフォーサーズの中華レンズ

最後は、マイクロフォーサーズのレンズです。
OLYMPUS PENシリーズやPanasonicのLumixシリーズのカメラが該当します!

こちらのメーカーは「MEIKE」といいますが、焦点工房さんでの扱いはないようです。
フルサイズ換算すると、焦点距離が2倍になるので、50mmです。
「フルサイズ」のカメラで、「50mm f3.5」のレンズを使っているのと近い写真が撮れます。

MEIKE 25mm f1.8
センサーサイズ/マウントマイクロフォーサーズ
焦点距離(フルサイズ換算)25mm (50mm)
最大開放値 (フルサイズボケ量)f1.8 (f3.5)
最短撮影距離0.25mm

砂利道で、水たまりに映った高架の線路です。

OLYMPUS E-PL6+MEIKE 25mm f1.8。マニュアルフォーカスで撮影した、水たまりの作例写真。

水たまりが揺らいでいるので分かりづらいですが、手前のほうの高架にピントを合わせています。

こちらはトヨタ産業記念館で、昔の機材とガラスに写り込むサッシです。

OLYMPUS E-PL6+MEIKE 25mm f1.8。マニュアルフォーカスで撮影した、トヨタ博物館の白黒の作例写真

昔の工場をイメージして、白黒で撮影しています。
窓枠に焦点を当てているので、奥に見える工具類が「前ボケ」の役割を果たすという、少し不思議な雰囲気になりました。

それにしても…レンズの魅力をお伝えするにはちょっと微妙な作例なので、後日追加します🙇

比較製品:OLYMPUS M.ZUIKO 25mm F1.8

こちらは全く同じスペックのレンズが存在します。
1点目、2点目のレンズより低額ですが、それでも中華レンズの2倍以上ですね。

マイクロフォーサーズ オートフォーカス単焦点レンズ
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3つのレンズの共通点

入手したレンズの共通点、というより「デメリット」として、最短撮影距離が長い=あまり被写体に近づけない、という特徴があります。
最短撮影距離を超えた被写体にはピントが合いません。
スマホのような感覚で被写体に寄って撮ろうとすると、思ったより近づけなくてストレスになるかもしれないので、「マクロ撮影🌷」がお好きな方にはおすすめしづらいレンズ、ということが言えます。

購入後、撮影する前の準備

さて、いざ「買ってみようかな」ということで、お手元に中華レンズが届いたら…
なぜかシャッターが押せない!ということが起きるかもしれません。
その場合の対処法をお伝えしておきます。

※本章の解説は、オールドレンズを含むマニュアルレンズ全般に適用可能です

「レンズ無しレリーズ」⇒「する」

マニュアレンズ無し、カメラとの「電子接点」がないため、「レンズ無しレリーズ」という機能を「する」にする必要があります。
そうしないと、レンズを装着したことをカメラは認識できず、シャッターを押すことができません。
耳慣れない言葉ですが、ざっくり言うと
レンズが付いてなくてもシャッターを押せるようにする
という機能です。

初めて買って装着まではしたものの「シャッターが切れない!」というときはレンズ無しレリーズ機能の設定を確認してみてください。シャッターが切れないほとんどの原因はこれだと思います。

「ピーキング」⇒ON

「ピーキング機能」とは、被写体にピントを合わせるためのヘルプをしてくれる機能で、ファインダーや背面液晶画面に「フォーカスした箇所を色付け」してくれるものです。

ピーキングは「レンズ無しレリーズ機能」と違って、初期のミラーレス一眼カメラには無い場合が多いので、お手元にカメラをお持ちの方は、説明書等でご確認ください。

こちらの例は「SONY α7」の設定画面です。レベルと色を選ぶことができます。

ピーキングレベル
ピーキングレベルは「高/中/低」、色は「赤/黄/白」から選択可能

液晶画面はこんな感じです。レースのカーテンが赤く染まっているのではなく、ピントが合っていることを意味します。

ピーキングレベル
ピントが合っているところに色が付く

お手元にカメラがある方、これから購入する方は参考にしてみてください。

フルサイズミラーレス一眼 ソニーEマウント
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ピントが合わない?失敗から教わった「撮る喜び」

実は私も、初めての中華レンズでは失敗の連続でした。特に「風で揺れる花」を撮影したときは、マニュアルでのピント合わせに大苦戦。
家に帰って見返すと、ジャスピン(完全にピントが合った状態)とは言えない写真でガッカリしたのですが、この記事の作例にも、あえてそんな「少しピントが甘い写真」を掲載しています(上述、ランタナの作例)。
息を止めてピントリングを回し、ファインダー越しの景色がフワッとクリアになる瞬間を探す”泥臭い作業”には、カメラ任せでは味わえない楽しさがあります。
完璧にピントが合っていなくても、背景が柔らかくボケたその一枚には、不思議と愛着が湧いてくるのです。

中華レンズ購入前のよくある質問(FAQ)

最後に、中華レンズを初めて購入する際によくいただく、5つの疑問にお答えします。

Q1:安すぎて品質が不安です。すぐ壊れたりしませんか?
A:外装は金属製でしっかり作られているものが多く、意外なほど重厚感があります。ただし、日本製の純正レンズに比べると個体差があることも事実で「セットするときにキツい」などの事例もあるようです。国内の正規代理店(焦点工房さんなど)や、評価の高いショップから購入すると安心です。

Q2:マニュアルフォーカス(手動ピント合わせ)は初心者には難しいですか?
A:最初は少し戸惑うかもしれませんが、ミラーレスカメラであれば上述の「ピーキング機能(ピントが合っている部分に色がつく機能)」を使えば、初心者の方でも目視でしっかり合わせることができます。焦らず、ゆっくりとリングを回すのがコツです。

Q3:電子接点がないと、撮影時に何か困ることはありますか?
A:写真のデータ(Exif情報)に、「どのレンズで、絞り(F値)をいくつにして撮ったか」が記録されません。後から設定を振り返りたい場合は、少し手間に感じるかもしれないです。その場でメモしたり、レンズの設定状態をスマホで撮影しておくとよいです。

Q4:風景写真とポートレート(人物)、どちらに向いていますか?
A:どちらも素敵に撮れます(笑)。特におすすめなのはポートレートや、お花などの静物撮影です。中華レンズ特有の「明るさ」と「柔らかいボケ」が、被写体の優しい雰囲気を引き立ててくれるため、です。

Q5:中古と新品、どちらを買うべきですか?
A:中華レンズは元々の新品価格が非常に安いため、最初は保証がついている「新品」を購入されることをおすすめです。私は”中古チャレンジ派”ですが、数千円の差であれば、安心感を選ぶほうが結果的に長く楽しめます。

まとめ

中華レンズは、決して何でもそつなくこなす万能な優等生ではありません。オートフォーカスは使えず、被写体にギリギリまで近づくこともできず、最初はピント合わせに四苦八苦することもあるはずです。
しかし、その「不便さ」こそが最大の魅力だと私は感じています。

自分の手でゆっくりとピントリングを回し、ファインダー越しの光を捉えようとする泥臭い時間は、カメラ任せの撮影では決して味わえない「写真を撮る原点の楽しさ」を思い出させてくれます。少しピントが甘くても、背景がふんわりとボケたその一枚には、不思議と愛着が湧いてくるのです。

圧倒的な低価格で、明るい単焦点レンズの世界を手軽に体験できる中華レンズ。数千円から手に入るこの小さな機材が、いつもの何気ない風景を、ハッとするほどエモい一枚に変えてくれるはずです。

「マニュアルフォーカスに挑戦してみたい」
「手軽に味のあるボケ表現を楽しみたい」

そう少しでも感じた方は、ぜひ一度、ご自身のカメラでその描写力を体感してみてください。きっと、持ち歩くのが楽しくなる新しい相棒になってくれます。

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また、マニュアルでピントを合わせる楽しさに目覚めた方には、往年の名機である「オールドレンズ」の世界も非常におすすめです。ぜひ、以下の記事もあわせてご覧ください!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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